このサイトには、広告(アフィリエイト)がふくまれることがあります。くわしくは記事の作り方・広告についてを読んでください。

施工管理 転職のコツ

施工管理技士とは?1級と2級のちがいと、試験のしくみをやさしく説明

更新日: 2026年11月6日 / 確認した人: 編集部

手取みらい

現場でよく聞く「施工管理技士」という言葉。
1級と2級は、何がちがうのでしょう?
試験のしくみを、いっしょに見てみましょう!

施工管理の仕事で、よく話に出てくるのが施工管理技士という資格です。

この記事では、建設業法と、試験の実施機関の資料をもとに、1級と2級のちがいと試験のしくみを、やさしく説明します。

要点

言葉の説明

試験は2段階

建設業法では、試験を「第一次検定」と「第二次検定」に分けると決めています(第27条)。

試験何を確かめるか
第一次検定施工の技術の、基礎になる知識と能力
第二次検定工事の技術上の管理と、指導をする知識と能力

第一次検定に合格した人と、第二次検定に合格した人には、それぞれ合格証明書が出ます。

受ける人の条件は、施工管理は未経験からなれる?で説明しています。

1級と2級で、何がちがうのか

試験の実施機関(建設業振興基金)の説明では、第二次検定に合格すると、次のことができるようになります。

1級と2級のちがいは、どの大きさの工事の責任者になれるかです。

資格なれる人
1級特定建設業の営業所の専任技術者、または監理技術者
2級一般建設業の営業所の専任技術者、または主任技術者

「特定建設業」は、大きな工事を、下請けの会社にたくさん出せる建設会社に必要な許可です。「一般建設業」は、それ以外の建設会社の許可です。

みらいのひとこと

ざっくり言うと、2級はふつうの工事の責任者、1級は大きな工事の責任者。
工事の大きさが、いちばんのちがいです!

監理技術者が必要になる工事

監理技術者が必要になるのは、次のような場合です(建設業法第26条、建設業法施行令第2条)。

また、学校や病院、事務所など、多くの人が使う建物の重要な工事では、その現場に専任の技術者を置く決まりがあります。

対象は、請負代金が4,500万円以上(建築一式工事は9,000万円以上)の工事です(建設業法第26条、施行令第27条)。

「専任」とは、その現場の仕事に専念する、という意味です。

金額は、見直されることがあります。最新の内容は、国土交通省や、法令の検索サイトで確かめてください。

試験の種目は7つ

国土交通省の資料では、施工管理技術検定の種目は、次の7つです。

種目実施している機関(国土交通省の資料)
建築施工管理一般財団法人建設業振興基金
電気工事施工管理一般財団法人建設業振興基金
土木施工管理一般財団法人全国建設研修センター
管工事施工管理一般財団法人全国建設研修センター
電気通信工事施工管理一般財団法人全国建設研修センター
造園施工管理一般財団法人全国建設研修センター
建設機械施工管理一般社団法人日本建設機械施工協会

2級の建築施工管理には、「建築」「躯体」「仕上げ」の3つの種別があります。

「建築」の種別は、なんでもできる資格ではありません。たとえば、塗装工事の主任技術者になるには、「建築」ではなく、「仕上げ」で合格する必要があります。

電気工事の施工管理技士は、工事をするための電気工事士の免状とは、別の資格です。

みらいのナイショ話

2級の建築には、「建築」「躯体」「仕上げ」の3つの種別があります。
受ける前に、自分がやりたい工事に合う種別を確かめておきましょう!

令和8年度(2026年度)の試験の例

ここでは、建築施工管理技術検定の、令和8年度の案内を例にして、しくみを紹介します。

試験第一次検定第二次検定
1級7月10月
2級前期(6月)と後期(11月)の年2回後期(11月)のみ

2級の第二次検定は、前期には行われず、後期のみです。

受検の手数料(非課税)は、次のとおりです。

試験第一次検定第二次検定
1級12,300円12,300円
2級6,150円6,150円

2級で、第一次と第二次を同時に申しこむ場合は、12,300円です。

また、1級では、第一次検定の合格を確認したあとに、同じ年の第二次検定へ申しこむことはできません。

試験地は、札幌、仙台、東京、新潟、名古屋、大阪、広島、高松、福岡、沖縄などです(級や時期によって、場所が少しちがいます)。

日程、費用、申しこみの方法は、毎年変わることがあります。受けるときは、必ず最新の案内を確かめてください。

合格の基準

試験の実施機関が示している合格の基準(建築施工管理)は、次のとおりです。

試験合格の基準
1級の第一次検定全体の得点が60%以上、かつ、施工管理法の得点が60%以上
1級の第二次検定得点が60%以上
2級の第一次検定・第二次検定それぞれ、得点が60%以上

電気工事施工管理の1級では、第一次検定の施工管理法の基準が50%以上です。

実施機関は、「試験の実施状況などを踏まえて、基準を変える可能性がある」と説明しています。

転職を考えるときに確かめたいこと

資格を目指す人が、転職先で確かめておくと安心なことです。

給料のことは、施工管理の年収と「実際の時給」で、国の統計をもとに説明しています。

もとにした資料(出典)