このサイトには、広告(アフィリエイト)がふくまれることがあります。くわしくは記事の作り方・広告についてを読んでください。

施工管理 給料(年収)

施工管理の年収はどれくらい?国の統計の見方と、「実際の時給」で考える方法

更新日: 2026年11月6日 / 確認した人: 編集部

手取みらい

毎日、現場でがんばっています。
でも「今のままでいいのかな」と思う日もあります。
国の統計で、いっしょに年収を調べてみましょう!

施工管理の転職を考えるとき、まず気になるのが年収(1年にもらえるお金の合計)ではないでしょうか。

ただ、「平均年収○○万円」という数字は、どの調査の、どんな人たちの平均なのかによって、大きく変わります。

この記事では、国の統計の読み方と注意点、年収と働く時間をセットで考える方法を説明します。

国の統計にある「建築技術者」の年収

厚生労働省の「賃金構造基本統計調査」(令和7年)で発表されている、職種「建築技術者」の数字です(e-Stat(国の統計をまとめたサイト)の表より)。

項目数字
毎月の給料(「きまって支給する現金給与額」)45万6,200円
ボーナスなど(「年間賞与その他特別給与額」)131万6,100円
年収(毎月の給料 × 12 + ボーナスなど)約679万円
平均の年齢43.4歳
勤続年数(今の会社で働いている年数)12.9年
1か月の決まった勤務時間(「所定内実労働時間数」)166時間
1か月の残業時間(「超過実労働時間数」)17時間

対象は、働く人が10人以上の事業所(会社や工場など)で働く、男女をあわせた数字です(すべての産業をあわせたものです)。

数字を読むときの注意

1. 「建築技術者」は、施工管理だけの統計ではありません。

厚生労働省の資料(職種の区分案)には、職種「建築技術者」の例として、建築士、建築施工管理技術者、建設設計技術者、建築現場監督があげられています。

設計の仕事をしている人もふくまれるので、施工管理だけの平均ではありません。

土木工事の施工管理技術者や現場監督は、別の職種「土木技術者」に分けられる例が示されています。

また、職場のリーダーや責任者でも、管理的職業従事者(人や仕事をまとめる管理職のような仕事)にあたる人は、別の区分になる、と資料に書かれています。

なお、この資料は「案」の段階のものです。いまの正しい決まりは、e-Statの職種の解説で確かめられます。

2. 平均は、とても高い年収の人につられて高くなることがあります。 年収が高い人がふくまれていると、平均は上がります。自分に近い人の実感とは、ずれることがあります。

3. 調査の範囲を確かめましょう。 上の数字は、働く人が10人以上の事業所が対象です。小さな会社の働き方はふくまれていません。

4. 求人サイトや人材会社の年収は、数え方がちがいます。

求人にのっている年収の見込みや、登録した人のデータなど、数える対象と方法が、国の統計とはちがいます。

もとの資料と範囲を確かめて、見くらべましょう。

みらいのひとこと

年収の数字だけを見ていると、見えないものがあります。
働く時間もセットで見ると、「実際の時給」がわかります!

年収と働く時間をセットで見る

年収が同じでも、働く時間がちがうと、1時間あたりにもらえるお金(実際の時給)は変わります。上の統計の数字で計算すると、次のようになります。

平均どうしを使った、かんたんな計算なので、目安として見てください。

一つ一つの求人では、残業の時間や休みの日数が大きくちがいます。

時給計算ツールを使うと、気になる2つの働き方の時給を、ならべてくらべられます。

計算のしかたは、「実際の時給」の出し方と、求人のくらべ方で説明しています。

求人を見るときに確かめたいこと

残業の上限ルールについては、建設の仕事の残業のルールとは?2024年4月から何が変わったかで説明しています。

もとにした資料(出典)